関ジャニ∞さんの各コンビにKinKiさん楽曲を当てはめてみた
ジャジャジャジャーン(※無責任ヒーロー)でも傷つくし、幸せな歌でもKinKiが歌えば心中すると言われるKinKi Kidsさんの楽曲を、関ジャニ∞さんの各コンビニ当てはめてみようという、わたし(eighter※関ジャニ∞さんファン)の、わたし(図書委員※KinKiファン)による、わたし(eighterかつ図書委員)のための自己満遊戯。
・私の偏見と偏った知識に満ちあふれた選曲なので、異議も不満も大いに認めます。
・有名曲はほとんど出てきません。ファン以外は知らない曲ばかりですが各自検索してくださいという初心者拒否仕様です。
・関ジャニ∞さんのコンビ名がわからない場合は各自検索してくださいという初心者拒否仕様です。
・思いついた順に記載しています。他意はありません。
・比較的新しい時代の歌が多いのは、最近、ライブ円盤を見直していた影響が多大にあります。
・なんでも楽しめる心の広い人向き。
・長いです。
以上を踏まえてお進みください。
- ヨコヒナ 『ライバル』(F album )
「ジェラシーと呼べるほど 不確かなものじゃなくて
そこにあるのは ただ1度だけ咲こうとする花の幻影
今は全てが少しゆっくりと進むけれど
すぐに追いついて見せるって証明するよ
タメ年のライバル 君がいるから 僕がいるから 世界は変わる」
夫婦、相方、仲間、友達。どれも当てはまりそうで、どれも要素がどこか足りない気がする。
近い言葉は「腐れ縁」?
なので、村上さんが言う「一蓮托生」に思わず拍手しました。
隣というより背中合わせというか、おまえが右なら俺は左、先鋒と殿という感じもするけれど、どっちが先鋒でどっちが殿という立ち位置は決まってない。
お互いでそのときのグループで生き残るためにバランスをとりながら走ってきた感じ。
プライベートでべったりするのは嫌がるくせに、大切な時は一番最初に話しそうだなと思う。
ヨコヒナとはヨコヒナという生き物なんだという夢を見ています。
「君がいるから世界は変わる」。
- 倉安 『ウタカタ』(L album DISK LIFE)
「歩幅の大きさをそろえるように 駅を抜ける道を僕ら歩く
変わる景色 過ぎる日々 名残り惜しく振り向くけど 今 君がいる・・・・
重なる指がやさしくて 君のその手をつかまえて
連れて行くから 怖がんなくてもいいよ
濡れた地面に佇んで 飛び立つすべを知りたくて
くじけそうなら強がんなくてもいいよ」
Jr.時代から一緒にいて、同じ高校で学生生活を送り、同じグループでデビューして、大人になって交友関係が広がった今も、仕事もプライベートも大して区別せずに比喩でも何でもなく「だいたい一緒にいる」のを見ると心の底から「連れ」なんだろうなと思います。
デビュー前は同じ位置に立てずに葛藤していただろう大倉さんのそばにいた安田さんがいるから大倉さんはここにいて、
泣くほど怖かっただろう大怪我をした安田さんの背中を「頑張れ」ではなく「痛いときは強がらなくてもいい」と支えてくれた大倉さんがいるから安田さんはステージに立てたのかなぁ。
どんな季節のどんな場面の中にも「今 君がいる」。
- 山田 『ちがう道、おなじ空』(『夢を見れば傷つくこともある』C/W)
「君が君らしく、いてくれるだけで そう、ちょっと胸が高鳴って
分かってくれてる それだけで なぜか一歩前に踏み出せるのさ
また人を愛し、また人にキズついて 僕も今日を生きてる
でも、ひとりじゃない それだけでさ 遙かな世界が広がるんだ」
昔は我が強くて喧嘩っ早いメンバーが多い中で、気遣いのかたまりの山田は間に立ちすぎて時々自分の首を絞めていたのかなぁと妄想することがあります。
ツアー先でその日のホテルの部屋(2人1部屋)の組み合わせを決めるじゃんけんの時に、疲れていたから2人で示し合わせてこっそり1つの部屋に入っていったというエピソードは、山田を愛する一員としていつまでも忘れてあげない。
安田さん曰く丸山さんがメンバーに素を出せなくて「わだかまりがあった」時期や、
「優しさは時として人をダメにするよ」と丸山さんが安田さんに諭した時期や、
丸山さんの弱音を安田さんが車の中で黙って聞くような日々を超え、
ありのままの自分をそれぞれ出せるようになった今、前より一緒にいないけど、お互いがお互いらしくいられるのがちょっとした支えになってたらいいな。
「僕らだってやれるよって そうチューニングの合わないギターのように調子外れでいいんだ いくんだ」という『ノー・チューンド』(φ)とも迷った。
- 倉丸 『君と僕のうた』(『Time』C/W)
「君が笑ってくれるなら いつまでも話をしよう 結局 僕も笑顔になれてたり
些細なことで喧嘩をして 君にひどいことを言って 結局 僕も傷ついていたり
君の手は冷たいのに 凍みるくらい冷たいのに なぜこんなに心温かくなるんだろう
君がいるだけなのに そばにいるだけなのに なぜこんなに心支えられているんだろう」
ギャガーとゲラ。大倉さんの笑顔には丸山さんが必要で、丸山さんが丸山さんでいるためには大倉さんの笑顔が必要。
倉丸は2人しかわからない世界でずっと笑っていて欲しい。
どんなに大きなステージをこなして大きなグループになっても本番前には緊張で冷たくなる丸山さんの手を「今日も冷たいな」って握る大倉さん。
疲れたり、元気がない時の大倉さん専用の笑顔スイッチをそっと押してあげる丸山さん。
2人が元気だととても嬉しい。お互いがお互いを弟だと思っている倉丸の平和がこの先もずっと続きますように。
- ただよしんご 『Alright!』(『夢を見れば傷つくこともある』C/W)
「すりきれそうな気分を 笑い飛ばせる力を
乾いていくその声を 潤せる優しさを
大事にしてきたこと 絶やさないできたことを
思い出してみて欲しい ずっと近くにいたんだ
ちょっとずつ ちょっとずつ 君は積み重ねてきた
昨日という連続が 今日の君を作ってるんだ
You Can Make It Be Alright きっと辿り着けるさ 君はなにも間違っちゃいない」
「お腹減ったー痛いー怖いー」のヘタレ三拍子だった在りし日の大倉さんを叱って叱ってなだめて叱って今ではグループを引っ張る立派な若頭へと育て上げ、お母さんから飲み仲間へジョブチェンジを遂げるただよしんごの関係性。
歴史の話や経営の話で盛り上がったりするのを見ると、知識の興味の方向性が似ているのかなと思う。
ふたりとも地頭の良さを感じる。
最新アイテムに弱い村上さんのシステム面の面倒を見てあげる大倉さんのが好きです。
お互いを信頼し合って、甘え合ってる二人を見ると、「君はなにも間違っちゃいない」と僕は思う。
- Kicyu 『Tell me』(A album)
「Take Me To Your Heart ほんとの君を少しずつわかりかけてるよ
Show Me To Your Heart これからさ泣いたり抱いたり繰り返す
Tell Me To Your Heart なんだかずっとこのまま愛に慣れたくない」
近そうで近くない、遠そうで遠くない、似ていなそうで似ているところもあるけどやっぱり似ていない。
若かりし横山さんに気を遣っていた安田さんと、気遣ってるのがわかってイライラしてた横山さんが、長い年月をかけてお互いのちょうど良い立ち位置を見つけた結果、「強火安田くんファン」と「おにぃ」に落ち着いたKicyu。
照れ屋な横山さんにオープンハートな安田さんが甘えたふりして近づいていくのを見るとすごく温かいものをみたような気になる。
おにぃがたまにあげるオカキやヤスダヨーグルトなどのなんでもない日のプレゼント万歳。
まだまだお互い踏み込んでない領域もありそうだけど、ちょうど良い今の立ち位置が心地よさそうだったりもするので、この永遠の距離感を楽しんでいてほしい。『Destination』(G album-24/7-)とも迷った。
- You Can See 『たよりにしてまっせ』(A album)・・・嘘です『EXIT』(M album)
「結局 〈僕を〉 動かしたシンプルなアドバイス
〈それは〉シンプルな褒めコトバ 「君の思うままに」
Keep it up! それでいいんじゃない? 君が見つけたRoute
We need you! でておいで ありのままでいいよ
Keep it up! 軌道修正自在
You have a gift! 隠さず解放していいよ」
緊張してパニックになって上手くいかなくて落ち込む丸山さんを、叱って慰めて褒めて叱って、今では立派な頼れる4番打者、ジャニーズが誇るサイコフルギャガーに育て上げた村上さん。
そろそろ教育本が出版されそう。
村上さんは調教師であり開拓者。SとM、ボケとツッコミ。
でもSでありツッコミである村上さんが、楽屋や舞台裏ではっちゃけて丸山さんに構ってもらったり、気を抜いてゆるゆるになる村上さんを見てしっかりし始める丸山さんを思うとユキャンシの関係をこの先も全力でまもりたいオタク心。
後輩舞台をプロデュースした村上CEOが丸山さんへ指示した内容が「とりあえず来て」だけな信頼度を見ていると、お互いがお互いを「ほんまにたよりにしてまっせ」と思ってそう。
- パンパンダ 『心に夢を 君には愛を』(心に夢を君には愛を/ギラギラ)
「心に夢を君には愛を いつも忘れないように
めぐる季節の中でいつまでも君と二人で
雨が降ったら少し休もう きっとすぐに晴れるだろう
急がなくてもいいからゆっくり歩いていきましょう」
君と僕のうたを倉丸に捧げてしまったので、パンパンダはこちらに。
『憂鬱と虹』の「今日も憂鬱な空と虹の間に土砂降りが濡らしてく そんな日もそばにいてくれる 微笑んで ちゃんと僕はあなたのことを愛せてるかい?」も当てはめたくなる。
私は横山さんに「愛せてるかな?」とか「きみはどう思ってる?」とか訊かせがち。
4番バッター丸山さんが大好きで仕事でも楽屋でもとにかく「マル、何かやって」と楽しそうに振る横山さんと、横山さんには時々小悪魔を出して求められていることとは違うことをして振り回してみる丸山さん。
パンパンダの心に夢を、お互いに愛を与え合うような優しい関係を見てると温かい飲み物を飲んだ時のように心がホッとします。
- 雛安 『ヒマラヤ・ブルー』(K album)
「雲の壁が割れて 蒼い山が透ける あいつがヒマラヤだよね
君に見せたかった 無理にさらうように
綺麗な星の上で生きていると 教えてあげたい
綺麗な真水と空気さえあれば 電気なんかなくても ぼくら生きられる
自然のぬり絵に 今ぼくたちを描き加えてみる」
10年前くらい安田さんを怒らせたもつ鍋屋事件から年単位で食事の誘いを断られ続けた村上さん。
なにがどう解決したのかはわからないけど、今では、お互い「ヤスが引くなら給料の話をするのはやめよう」、「村上くんに怒られた時は本当にアカンとき」というお互いを正しさの指針に置く飲み仲間へジョブチェンジ。
天然親子の二人は、なにより心の根っこにある純粋無垢さが似ている気がする。
いつでもまっすぐに心配するし、だからふたりともまっすぐに気持ちを伝え合っていられる。
本音で生きてるふたり。お互いストレートで誠実で気持ちいいんだろうな。
まさに「綺麗な星の上で生きている」ふたり。『永遠に』と『全部だきしめて』とも迷ったけど、甘くなりすぎたのでさすがにやめた。
- アダイブ 『Tomorrow Agein』(L album DISK LIFE)
「そう誰だって思っているほどオトナになれない
羽が折れても 羽ばたきたがる あの日のTomorrow Again
となりにキミ 見上げた空に夢
欲張ればいい ためらえばいい そして拓く道」
グループ最年長で私生活でも長男な横山さんとグループ最年少で私生活では長男な大倉さん。美の暴力コンビ。
人に懐疑的とか、客観的な捉え方とか根本的な考え方やグループを引っ張る方法に似ているところが多いのかなと感じているけど、発露が真逆というか。
さらけ出せる大倉さんと強がる横山さん。
ここはグループの中で最年長と最年少という差があるのかな。
横山さんにとってマブダチすばるさんが、大倉さんの「カッコイイの2トップ」相手だった亮ちゃんがそれぞれ旅立って、あいつらに負けてられるかって羽ばたかなきゃいかない時、似てないようで似てるお互いがグループにいて、空には夢があるんだなぁと。ふたりが歩めば、道が拓くよ。
ここまでやってみてわかったのは、関ジャニ∞さん、お互いに幸せな関係が強そうだなぁということ。
これだけ悲恋や片想いや別れが多いKinKiさんの曲の中で、ここまで幸せな曲がかたまる奇跡・・・
無理やり好きな曲(月光とかMistyとかエンジェルとかテノヒラとかサマルェカダスとかMessageとか)を当てはめようとしたけど、「・・・違う。この二人はこんなに悲しい想いをさせたくない!もっと幸せ!」ってなる不思議。※個人の問題では?
まぁ、KinKiさんは2人とも声がマイナーで、どんなに幸せな曲を歌ってもどっかで悲恋を思わせる切なさがあっても、歌詞だけ読めば前向きな曲もたくさんあるんだぁと思いました。
あと気付いたのは、KinKiさんって恋の歌でもどこか男同士でも当てはめられるような余白がある。
私はこのふたりほどのアシンメトリーでシンメトリーなコンビを知らないし、ふたりが並んで立って歌えば、そこに物語を投影したくなるような、そんなふたりだから単純に恋愛の歌に見えないのかも。
これがKinKiマジック。
そして、関ジャニ∞さんには倒れそうな儚さより、「おまえが倒れるなら置いていくから立ち上がれ」とか「ずっと隣にいる」というようなそんな根っこの強さを感じる。
結局、KinKiさんにはKinKiさんの良さがあり、関ジャニ∞さんには関ジャニ∞さんの良さがある。
それぞれの良さが好きだから、私は図書委員でeighterなんだなと思いました。
~完~
【番外】怒られるシリーズ
- やすば 『銀色暗号』(φ)
「愛が時代に塞がれて 声失くしても 孤独の次に咲き誇る 笑顔捧げる
墜ちて 墜ちてく・・・あなたのすべてに
愛へと昇る・・・ 愛へと 成る。」
私はやすばを拗らせているので、「問い質さないで壊れるから」。
- ほほえみ 『the EDGE of the WORD』(φ)
「言葉は時として刃となって 大切な人に無闇に斬り掛かる
いっそのことわたしは貝になってしまいたい 言葉の刃を強く抱えながら」
正直、真っ先に思いついてしまって、すまないとは思っている。ちゃんと二人には優しさも尊敬もあったよ。